階段を上る前に、周囲の建造物に目を向けてみよう。プロピュライアの右側、ブロック塀を見上げるとアテナ・ニケ神殿がある。これはアクロポリスで最初の神殿、最初の建造物であり、勝利の女神アテナ・ニケの神殿である。これは今日のブランド名であり、正確にはギリシャ語で勝利を意味する。
この小さな神殿は、アクロポリスで最も小さな神殿のひとつで、大きさは5~6メートルだった。イオニア式の4本の柱を持つ、小さくてとてもエレガントで魅力的な建造物だった。この神殿は、アクロポリスの他の神殿と同じように完全に修復されている。そのため、大理石にはこのような違いがある。つまり、あなたが見ている白い大理石は新しいもので、黄色いクリーム色の大理石はオリジナルのものです。神殿は、ギリシャ神殿にありがちな3つの部屋に分かれていない。
ニケ神殿には「シコス」と呼ばれる主要な部分しかないが、この部分には当初、「木でできた」という意味の「キソアノン」と呼ばれる木製のアテナ女神像があった。しばらくすると、片手に兜、もう片方の手にザクロを持った大理石の像に変わった。もしニケに翼があれば、飛んで二度と戻ってくることができないからである。 それは、ニケに翼があれば、飛んで二度と戻ってくることができないからである。それは、勝利を常にアテネに留めておくための象徴的な方法であり、だからこそこの像には翼がないのである。
ギリシャのペロポネソス半島にあるオリンピア博物館にあるニケ像や、パリのルーブル美術館にあるサモトラケのニケ像と比較することができる。これらの彫像がどのようなものであったかを知ることができるだろう。神殿のこちら側の非常にエレガントな部分は、美しい欄干で飾られており、現在は新しいアクロポリス博物館に展示されている。つまり、風雨でこれ以上傷まないように、また同時に新しい博物館に展示するものがあるように、建築の一部が取り除かれ、コピーに置き換えられたのだ。
加えて特筆すべきは、古代の寺院はすべて青、緑、黄色といった美しい色で塗られていたため、 、訪問者の目に映る印象はこれよりもずっと良かったということだ。今日では、大理石の白さだけが残っている。そして、この小さな神殿は塁壁の上にあったことがわかる。 サイクロペアの城壁の一部だった。そして、ここに登るには、ここがアテナ女神に捧げられた場所であることを忘れてはならない。アテナ女神は、街の守護神であり、常に私たちの心に残る勝利を運んでくれる。